おすわりヴィドゥラ君
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連休の合間、5月1日の多摩動物公園です。
この日は首都圏の動物園や名古屋東山動物園は遠足が多かったようですね。
多摩動物公園も遠足団体と一般のお客さんでにぎわっていたため、
園内シャトルバスの経路変更や、業務用車両の通行制限がありました。
ちょうどスリランカゾウ、アマラとヴィドゥラが放飼場に出てくるタイミングでゾウ舎に到着しましたが、
春休みに来た時よりも大勢のお客さんがいたかもしれません。
すっかり遊び道具となっている輸送箱。
頑丈にできているので、アマラもヴィドゥラも壁にアタックしたり、横に渡されたバーやチェーンをキバにひかっけたり、臼歯でカジカジしたり、思う存分遊んでいます。
(これ、塗料食べちゃったりしないのかな?と気になりましたが、バーの塗料がはがれている感はありませんでした)
モートの下に輸送箱の扉が置いてありました。
バーを差し込む穴や、天井のフチに干し草が隠してあって宝さがしも楽しそう。
こちらは人間が使う側に空いている穴なので、エンリッチメントのために飼育員さんが仕込んだものだと思います。
天井のフチには...人間が隠すには梯子が要りますが、どうなんだろう?
アマラがゲットした干し草を食べていると口に鼻を突っ込むヴィドゥラ。
今日は「おすわり」がヴィドゥラのマイブーム。
ごろーん。
反対側にもごろーん。
起き上がるときには反動をつけるので、モートにおちやしないかとヒヤヒヤしますが、
そこは加減を心得ています。
材木で遊ぶ時にもすわっちゃう。
「ねえ~アマラ~」
「ねえ~」
アマラ「・・・」
アマラ9才、ヴィドゥラ6才で来日・来園して以来、ずっと一緒の二頭。
ヴィドゥラにとってはアマラはお姉さんであり幼なじみであり、それがだんだん、「彼女」に移行しつつあるところなんですけれど、
まだまだ、精神的にはおとなではないので、「オス」として接しているときと、こうして甘えているときがまぜこぜな感じなのかな。
さて、この日、二階のテラスと放飼場を分ける扉に隙間があり、そこからアヌーラさん(オス、63才)が鼻を出してヴィドゥラとコミュニケーションしているのを初めて見ました。
男同士の話かな?
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