ズーラシア2016年バレンタインイベント
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ズーラシアでは、2016年2月13日、14日にバレンタインイベントを開催。
アジアゾウは、いつもの11時からの「とっておきタイム」に
ケーキ仕立ての大きなハート形のパンをプレゼント、という企画でした。
2月13日は、4月上旬のような暖かさになり、たくさんの家族連れが来園していました。
日本風バレンタインの主旨では王子・ラスクマルへのプレゼントなのですが、
三頭平等に、ということで、
パンを台にしたケーキ風を、3つ用意します。
10時半、いつもよりも早く、「お湯のみタイム」が始まりました。
ラスクマルは今日は3分半程度飲んでいました。
同時に、ケーキのトッピングが始まります。
果物に草の茎(?)を刺して、パンにトッピングしたり、
パンの中に、人参やリンゴを入れる作業を
お子さんを中心に行っていきます。
パンやフルーツのにおいが分かったのか、「何しているの?」と近づいてきたチャメリー。
もうほとんど完成です。
トッピングのフルーツは、イチゴ、バナナ、オレンジなど。
子どもの参加者がほとんどいなくなってから、私もイチゴをトッピングさせてもらいました。
運動場にケーキをセットする間、ラスクマルは屋内へ。
妃たちは運動場の奥へ。
お客さんに、ハート形パンが見えやすいよう、少し砂をもって傾けてあります。
まず、シュリーから「行ってよし」の合図で運動場に入ってきます。
待ちかねていたのか、走り寄ってきました。
「何から食べるでしょうか?」という案内があったのですが、
何から、なんて分からないくらい、上にトッピングされたフルーツをざざっと鼻でさらって食べたら、
もう台のパンを引きちぎって食べだすシュリー。
なんというか、もうほとんど破壊行為・・・
一番年下のシュリーは口に鼻をくわえてモジモジしていることもあり、
比較的おとなしいイメージだったのですが豪快な食べっぷりです。
この動画の途中からチャメリーが後ろを走って入ってきます。
お湯や餌の順番は、基本的には年功序列で、特にチャメリーは自分よりシュリーが先だと怒る、
と聞いていましたが、
今回は
シュリー(20才)→チャメリー(24才)→ラスクマル(25才)
と、年下から順番に、でした。
チャメリーはちょうど逆光になったので、動画は撮りませんでしたが、
ざっとフルーツを食べたらパンだけ抱えて奥の方に行ってしまいました。
地面に落ちたフルーツはおかまいなし(笑)
シュリーはさっさと自分の分を食べ終わると、チャメリーが落としていったフルーツを拾いに行き、
チャメリーも戻ってきましたが、
取り合い、というほどではなかったです。
よかったよお。
さて、一度部屋に入ったラスクマル。
運動場にケーキが設置されると、扉が開きます。
ケーキに「ゾウまっしぐら!」だった妃たちに比べると、ゆっくり歩み寄ってきて、
まず、トッピングのフルーツから丁寧に食べます。
台のパンは足で押さえてちぎる!
もちろん、これだけではおなかの足しにはなりませんから、
イベントの後で、普通の干し草のえさももらっていました。
直接飼育の妃たちは、今日は繋留訓練を兼ねながら、
キーパーさんの手から直接草を受け取っていました。
「もっと!」と鼻いっぱいに草をもらわないと口に運ばないチャメリー。
(この写真のチャメリーの右後ろ足、繋留用のチェインが巻かれています)
キーパーさんの案内で、ケーキのトッピングに参加しても、
ゾウが食べるところまで待っていて見る、という子(家族)は意外と少なかったです。
ズーラシアは広いので、全部見ようとしたら一か所に長く居られないってことなのでしょうけれど。
ちょっともったいないなあ、なんて思いました。
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